「くせ毛」と「生えグセ」は別物?

はえぐせの監督コラム 第2弾

「くせ毛」と「生えグセ」は別物?実は多くの人が勘違いしています。

サロンでお客様から、こんなお話をよく聞きます。

「私、くせ毛だから仕方ないんです。」

でも、髪を見ていると…
「本当にくせ毛かな?」
と思うことが実は少なくありません。

もちろん、本当のくせ毛の方もいます。

しかし実際には、「生えグセ」が原因なのに、長年くせ毛だと思い込んでいるケースもたくさんあるのです。

例えば、滑り台を想像してみてください。

真っすぐなボールを滑らせても、滑り台が右を向いていれば、ボールは自然と右へ転がります。

ボールが曲がっているわけではありません。

進む方向が決まっているだけですよね。

実は、生えグセもこれとよく似ています。

髪の毛そのものは真っすぐでも、生えてくる方向や角度によって、前髪が割れたり、サイドの髪が顔にかかったり、つむじが割れたり、襟足が浮いたりします。

一方、くせ毛は髪の毛そのものに、うねりやねじれがある状態です。

つまり、

「髪が曲がっている」のがくせ毛。「生える方向に特徴がある」のが生えグセ。

似ているようで、原因はまったく違うのです。

もちろん、くせ毛と生えグセの両方が重なっている方も少なくありません。

だからこそ美容師は、髪質だけを見るのではなく、「どの方向に生えているのか」という視点で観察することが大切です。

原因が分かれば、お客様への提案も変わります。

「仕方ないですね」で終わっていた悩みが、「改善できるかもしれませんね」に変わることもあるのです。

まとめ

「くせ毛」と「生えグセ」は、似ているようで原因が異なります。

髪質だけで判断するのではなく、「生え方」という視点を持つことで、今まで見えていなかった原因に気付けるかもしれません。

その小さな気付きが、お客様の毎日のスタイリングをもっと楽にする第一歩になります。

はえぐせの監督より

エンジェリックケアは、お客様と美容師の未来をより豊かにつなぐために生まれた技術です。

このコラムでは、難しい毛髪理論を並べるのではなく、

「へぇ!」 「なるほど!」 「それなら分かる!」

と思っていただけるような内容を、身近な例えや美容室での出来事を交えながらお届けしていきます。

「明日、鏡を見るのが楽しくなる。」

そんなコラムを目指していきます。