【第12弾】「なぜSantaGlowを作ったのか」

はえぐせの監督コラム 第12弾

「なぜ、Santaglowをつくったのか?」

もっと多くの美容師さんに、“生えグセ”と向き合う技術を。

こんにちは。

はえぐせの監督です。

前回は、エンジェリックケアの物理的な仕組みを追いかけ、「応力緩和」という考え方にたどり着き、さらに「熱」との関係を研究したお話をしました。

研究所でデータを取り、サロンではお客様にモニターとしてご協力いただく。

理論だけでもない。

美容師の感覚だけでもない。

「研究データ」と「お客様のリアルな声」。

その両方を重ねながら、新しい技術へと進化させていきました。

では、なぜその技術をエンジェリックケアのまま広げるのではなく、新しいブランドとして誕生させたのか?

そこには、もう一つの「なぜ?」がありました。

もっと多くの美容師さんに届けたい。

エンジェリックケアは、生えグセに向き合うために長年かけて育ててきた大切な技術です。技術で特許も取得しました。

だからこそ、技術だけでなく理論からしっかり学び、身につけてもらうことを大切にしてきました。

でも同時に、こう思うようになりました。

「もっと多くの美容師さんが、生えグセに向き合える入口をつくれないだろうか?」

前髪が割れる。

顔まわりが思う方向へ流れない。

つむじが割れる。

襟足が浮く。

はち周りが膨らむ。

毎日のサロンワークには、「生えグセだから仕方ない」とされてきた小さな悩みがたくさんあります。

だったら、そうした部分的な悩みに特化した、新しい技術をつくろう。

そこから、次の挑戦が始まりました。

「簡単なAC」をつくりたかったわけではない。

ここは、とても大切なところです。

私がつくりたかったのは、エンジェリックケアを簡単にした技術ではありません。

エンジェリックケアで積み重ねてきた経験。

研究を続けてたどり着いた「応力緩和」という考え方。

そして「熱」との関係を研究して得られたデータ。

それらを土台にしながら、もう一度、新しい技術として組み立てていきました。

ACコームに加え、ストレートアイロンやツインブラシ。

「熱」「テンション」「冷却」。

美容師だからこそ使える道具と発想を組み合わせ、生えグセの悩みに特化した新しい技術へ。

「熱」の使い方にも、理由があります。

Santaglowで大切にしているのは、ただ高い熱を加えることではありません。

第11弾でお話しした研究結果をもとに、応力緩和を促すために必要な熱を、適切に髪へ伝えること。

そのために、温度だけではなく、アイロンの当て方や動かし方、熱を伝える時間まで研究と検証を重ねました。

「高い熱」ではなく、「必要な熱を、必要な形で伝える」。

これも、技術を組み立てるうえで大切にした考え方の一つです。

 

そして誕生したのが――

「Santaglow」です。

Santaglowは、エンジェリックケアの代わりではありません。

そして、エンジェリックケアを簡略化した技術でもありません。

目指したのは、

「生えグセに向き合える美容師さんを、もっと増やすこと。」

まずは前髪や顔まわり、つむじ、襟足など、お客様が毎日感じている身近な悩みから。

美容師さんが「生えグセ」を見るようになる。

お客様の「仕方ない」に気づくようになる。

そして、

「美容師として、まだできることがあるかもしれない。」

そう感じてもらえる技術にしたかったのです。

そしてSantaglowも、特許出願へ。

エンジェリックケアのときと同じように、Santaglowも「新しい技術」として形にすることにこだわりました。

応力緩和という考え方をさらに応用し、「熱」「テンション」「冷却」を組み合わせながら組み立ててきたSantaglow。

現在、この新しい技術についても特許出願中です。

もちろん、特許を取得することそのものが目的ではありません。

大切なのは、

「なぜ、この技術で変化が生まれるのか?」

を考え、研究し、検証し、一つの技術として形にしていくこと。

エンジェリックケアから始まった「技術にこだわる」という想いは、Santaglowにも受け継がれています。

変わっていないのは、最初の想い。

振り返ってみれば、すべての始まりは一つでした。

「生えグセだから仕方ない。」

その言葉を、少しでも減らしたかった。

エンジェリックケアをつくったときも。

特許に挑戦したときも。

研究所へ行ったときも。

Santaglowをつくった今も。

根っこにある想いは変わっていません。

「目の前のお客様を、もっと素敵にしたい。」

「もっと喜んでもらうには、何ができるだろう?」

その「なぜ?」を追い続けた先に、Santaglowは生まれました。

技術は、完成して終わりではない。

これからも現場に立ち、お客様の声を聞きながら、進化させていきたいと思います。

次回予告

ここまで数回にわたり、エンジェリックケアの誕生から、特許、研究、そしてSantaglow誕生までをお話ししてきました。

次回からは、少し日常に戻ります!

第13弾は、

「前髪が割れた朝、毛先を濡らしていませんか?」

生えグセを知ると変わる、“朝の3分ルール”。

毎朝の前髪やつむじの割れ。

実は、ちょっとした乾かし方で変わるかもしれません。

明日の朝から使える「生えグセのお話」をお届けします。

はえぐせの監督より

エンジェリックケアは、お客様と美容師の未来をより豊かにつなぐために生まれた技術です。

このコラムでは、難しい毛髪理論を並べるのではなく、

「へぇ!」「なるほど!」「それなら分かる!」

そう思っていただける内容を、美容室での出来事や身近な例えを交えながらお届けしていきます。

「明日、鏡を見るのが楽しくなる。」

そんなコラムを、これからもお届けしてまいります。